大槌の藻場再生事業の状況

 2月13日時点での大槌の藻場再生事業の状況です。
 一枚目の写真はフクロノリが岩場を緑色に覆っているものです。去年までこの場所は海藻がほとんど生えない真っ白な岩場に真っ黒なウニがいるだけのモノトーンな世界でした。地元の漁師たちからも良いアワビやウニの採れない諦められた場所でした。
 去年からウニの移植や駆除を継続的に行ってきた結果、様々な海藻が付き始め、フクロノリをはじめ、ヒトエグサ、ケウルシグサ、昆布、紅藻類が見られるようになりました。そして、それらを元気に食べまわる蝦夷アワビも。
 3枚目、4枚目の写真は同じ岩根の続きの突端部分でまだウニの移植や駆除が出来ていない場所です。同じ環境でもやる、やらないでここまでハッキリとした違いが出てきます。
 時期の異なる駆除によっても生える海藻の種類が違う場合があるようなので、年間を通して観察していきたいと思います。
 「やれば結果が出るのは明らか」、かもしれませんが始めるまでが大変なことが多いのは海の事業も同じ。大槌町役場や、漁協の皆さん、地元漁師や地元ダイバーの皆さん、よくぞ始められました。この結果から素晴らしい連鎖反応が起こっていくことを切に願います。