里海ダイビング

三陸でのダイビングは、ホタテやカキなどの養殖施設など、漁業とふれあいながらダイビングができることが最大の特徴です。また、現在失われつつある藻場を再生させる活動など、生態系と人の関わり、さらに生態系の再生まで楽しむことができる。これが私たちが提唱する里海ダイビングです。三陸の海のエキスパートが、里海の世界へご案内いたします。

三陸地方の特産品、カキの養殖施設の中を泳ぐ。カキが吊るされたロープには、海の中の様々な生物がくっつくので、すぐにはカキが見分けられないほどです。

人も漁業も自然の一部

「俺たちは海に生かされているから、海から離れられねえ」

三陸の漁師たちは、自分たちの生き方をこう表現します。春にはワカメ、夏にウニ、秋はサケ、冬はアワビ、生活のサイクル全てが海に結びつき、天候や不漁に生活を左右されながらもたくましく生きています。豊かな海は、ときに津波や嵐といった牙をむきますが、それすらも自然の一部と受け入れともに生きる覚悟をしている。これが三陸の漁業のありかたです。

海の幸を育む世界三大漁場

北からは栄養分豊富な親潮、南からは暖かな黒潮、

2つの海流がぶつかることで三陸沿岸には大量のプランクトンが発生し、それを求めて北と南、双方から魚の群れが回遊することで、世界三大漁場に数えられる豊かな漁場が形成されています。

さらに、リアス海岸と呼ばれる深い湾が繰り返される地形により、牡蠣、ホタテ、ワカメ等の養殖漁業に最適な環境が生まれ、「育てる漁業」を基軸にできる環境が整っているのが三陸の大きな特徴です。

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登録は無料ですので、里海ダイビングが気になる方はぜひご登録ください。

養殖施設は驚異の世界

私たちが普段口に運ぶ、ホタテやカキは、養殖により2年ほどをかけて育てられます。ロープやイカダにぶら下げてこうした貝を育てますが、海中から観察すると、海藻、ホヤ、他の貝などあらゆる生き物がロープで共存している姿に驚かされます。食卓とは全く異なる生き物の世界がそこにはあります。

いままで食べてきた水産物の考え方が変わるような、驚異の世界を一緒に観察しましょう。私たちは長年におよぶ漁師たちとの信頼関係により、こうした養殖施設でのダイビングの許可を得ており、レジャーダイブの一貫として施設内でのダイビングを行うことができます。

これからは海も「耕す」時代

こちらで詳しく紹介しているとおり、現在三陸は「磯焼け」という藻場現象の機危機をむかえています。地球温暖化の影響により海水温があがり、海流も変化する中、これまで自然まかせで済んできた海洋環境も、豊かな再生産力を維持するには人手が必要な時代になってきました。

三陸ボランティアダイバーズでは、各地の行政・漁協と連携して藻場再生事業を展開しています。こうした活動をお手伝いいただくダイバーを募集しておりますので、ご興味おありの方は、こちらから詳細をご覧いただければと思います。

アワビの稚貝放流作業。水産資源を育てる活動です。

潜ったあとは、海の幸を楽しもう!

ダイビングの後のお楽しみは、美味しいご飯。地元ならではの食材、食べ方をダイバーがご紹介します。藻場再生活動していると、漁師さんから「おすそわけ」をいただけることもありますよ。

水産物以外でも、ラーメン、定食、スイーツなど、知る人ぞ知る三陸のグルメをご案内いたします。

ここにしかない食の楽しみを堪能してください。

連携ダイビングショップのご案内

三陸の海を満喫しよう!

こうした里海ダイビングを提供しているダイビングショップをご紹介します。

経験豊富なインストラクターのもと、三陸の海を満喫しましょう。

岩手県大船渡市
三陸ボランティアダイバーズ代表 佐藤の経営するダイビングショップです。

宮城県女川町

震災後、ボランティア活動をずっとともにしてきた高橋正祥さんが経営するショップです。